CW
CW デコーダーは受信したモールス信号を文字と数字に変換します。ユーザーが設定した音声周波数のトーンを聞き取り、点と線の並びをデコードします。

CW デコーダー画面
以下ではページ内の各要素を説明します。
ヘッダー
上部にはメイン画面と同じ Mode、BW、ST、AGC、時計の5項目があります。例では USB、帯域幅1.2 kHz、ステップ1 kHz です。
周波数表示
ヘッダー下に周波数が大きく表示され、左側に VFO または MEM と表示されます。表示をタップするとメイン画面と同様に切り替わります。MEM から VFO に戻っても同じ周波数を保ちます。
デコーダーのタイトル
周波数の下、左側に青色で CW DECODER と表示されます。デコード文字をスクロールすると黄色の SCROLL に変わります。
WPM
WPM(words per minute)は受信信号の送信速度で、5~60の範囲です。受信中は自動更新され、その場合は緑色です。手動で設定すると変更中は黄色になります。
Tone
Tone はデコーダーが聞き取るトーン周波数(Hz)で、スピーカーから聞こえる電信音の高さです。例では500 Hzです。デコーダーはこの周波数にある信号だけを処理するため、対象信号に合わせる必要があります。
Squelch (SQU)
SQU は0~100の受信しきい値です。数値の下に緑のバーが表示されます。しきい値より弱い信号は無視されるため、値を上げると強い信号だけをデコードし、下げると感度は上がりますがノイズにも反応しやすくなります。
FAST
FAST はデコーダーの応答速度を切り替えます。OFF は信号をより強くフィルターし、弱い信号や雑音の多い信号に適します。ON は応答が速く、強く明瞭な信号や速い送信に適します。
音量
FAST の右側に Vol と書かれた音量コントロールがあります。
X ボタン
赤い X はデコーダーを閉じ、Digital Modes メニューに戻ります。
スペクトラムとウォーターフォール
右側に受信音声のスペクトラム、その下に時間が下へ流れるウォーターフォールがあります。スペクトラム上の縦線はデコーダーが聞き取るトーンを示し、対象信号を線に合わせます。
デコードされたテキスト
画面下部に文字と数字が順に表示されます。6行が表示され、新しい行が加わると上へスクロールします。認識できない文字は「?」です。新しいセッションの最初の行は等号で囲まれたヘッダーで、バンドと周波数を示します。
トーンの調整
正しくデコードするには信号のトーンと設定を一致させます。スペクトラムをタップすると枠と Tone 表示が黄色になり、ノブを回して5 Hz刻みで調整できます。またはスペクトラム上の信号位置をタップします。スペクトラム外をタップすると選択を解除し、設定値は維持されます。
速度(WPM)の変更
WPM をタップして黄色にし、ノブを回して5~60の値を1ずつ変更します。手動変更中は自動更新を停止します。WPM 外をタップすると緑色に戻り、自動追従が再開します。
スケルチの調整
SQU をタップして黄色にし、ノブで0~100に調整します。SQU 外をタップすると緑色に戻ります。選択値は保存され、電源を切っても保持されます。
応答速度(FAST)の変更
FAST スイッチをタップしてオン/オフを切り替えます。設定は保存され、電源を切っても保持されます。
周波数の変更
ノブを回すと VFO では ST ステップで周波数が変わり、MEM ではメモリーを切り替えます。周波数表示をタップすると VFO では テンキー、MEM ではメモリー一覧が開きます。
テキストのスクロール
テキスト欄をタップするとタイトルが黄色の SCROLL になり、テキスト欄も黄色になります。ノブで過去のテキストを閲覧します(最大60行を保存)。受信中の最新テキストに戻るには欄の上をタップします。
音量の調整
音量コントロールをタップして黄色にし、ノブで音量を上げ下げします。