FT2/FT4/FT8
FT8、FT4、FT2 のデコーダーは Digital Modes メニューから開きます。レイアウトは同じで、受信周期(FT8 は15秒、FT4 は7.5秒、FT2 は3.75秒)とタイトルが異なります。無線機はメッセージを自動でデコードします。対象モードの周波数に合わせ、時刻を同期してください。

FT8 デコーダー画面
以下では各部を説明します。画像は FT8 のものです。FT4 と FT2 もタイトル以外は同じレイアウトです。
ヘッダー
上部にはメイン画面と同じ Mode、BW、ST、AGC、時計の5項目があります。例では USB、帯域幅3.0 kHz、ステップ1 kHz です。
周波数表示と OPEN MAP
ヘッダー下に受信周波数が大きく表示されます。メイン画面の VFO/MEM 表示の代わりに緑色の OPEN MAP があり、デコード局地図を開きます(FTx Locator 地図を参照)。左上の Mode/BW 欄をタップしても同じ地図が開きます。
スペクトラムとウォーターフォール

周波数の下にあるウォーターフォールは0~3000 Hz の受信音声を表示し、時間は上から下へ流れます。FT8 信号は色付きの縦線として現れます。
ウォーターフォール下の色マーカーはデコードメッセージごとに1つあり、局の音声周波数に配置され、一覧内のメッセージと同じ色です。
右側の三角形は同期表示です。次の周期開始を待ってデコードを始める間は赤色です。
メッセージ一覧
左下にデコード済みメッセージが1行ずつ表示されます。UTC は受信周期時刻、dB は信号対雑音比、DT は信号と周期開始の秒差、Freq は音声周波数(Hz)、Message は本文、Country は局の国です。メッセージに Locator が含まれる場合は国名の後に距離(km)と方位(度)も表示します。長い名前は自動スクロールします。
メッセージ色は、シアンが CQ、黄色がその他、緑が交信終了(73、RR73、RRR)を示します。FT8 から FT4 などへデコーダーを切り替えると、一覧に新しいデコーダー名の緑色区切り行が表示されます。
デコーダーのタイトル
一覧の右側に青色で FT8 DECODER(または FT4 DECODER、FT2 DECODER)が表示され、現在のデコーダーを示します。メッセージ一覧をスクロールすると黄色の SCROLL に変わります。
W と M ボタン
タイトルの下に時刻同期用の2つのボタンがあります。W は WiFi 同期で、ネットワークに接続して時刻を取得すると赤色になります。M は手動同期で、WiFi 接続中は無効になり灰色で表示されます。
音量
右下に Vol と書かれた音量アイコンがあります。
X ボタン
右下の赤い X はデコーダーを閉じ、Digital Modes メニューに戻ります。
時刻の同期
デコードには各周期の開始時刻を正確に知る必要があります。2つの方法があります。WiFi 同期:ネットワークが保存済みなら W をタップします。ネットワークがない、または未接続の場合はウォーターフォール領域に WiFi 同期、手動同期、ネットワーク検索の案内が表示されます。この領域をタップして利用可能なネットワークを検索・接続します。
手動同期:M をタップします。ウォーターフォール領域に緑色の「同期するにはここをタップ」案内が出ます。基準時計が :00、:15、:30、:45(FT8)を示す周期開始時にタップしてください。「同期を待っています」と表示され、その時点から周期を数え始めます。
周波数の変更
ノブを回すと VFO では ST の値ごとに周波数が変わり、MEM では保存局を切り替えます。周波数の数字をタップすると VFO では テンキー、MEM ではメモリー一覧が開きます。
メッセージ一覧のスクロール
メッセージ一覧をタップするとタイトルが黄色の SCROLL になります。ノブを回して過去のメッセージを閲覧します。一覧外をタップすると通常表示に戻り、最新メッセージから表示します。
音量の調整
音量アイコンをタップすると黄色になります。ノブで音量を上げ下げします。アイコン外をタップすると選択解除されます。