RTTY
RTTY デコーダーは無線テレタイプを受信し、文字をリアルタイム表示します。RTTY は Mark と Space の2つの近接したトーンを交互に送り、無線機がその並びを文字に変換します。

RTTY デコーダー画面
以下ではページ内の各要素を説明します。
ヘッダー
上部には Mode、BW、ST、AGC、時計が表示されます。例では USB、帯域幅1.2 kHz、ステップ1 kHz です。
周波数表示
周波数は大きく表示され、左に VFO または MEM が示されます。表示をタップして切り替えます。
デコーダーのタイトル
周波数の下に青色の RTTY DECODER が表示されます。テキスト履歴の閲覧中は黄色の SCROLL に変わります。
MOD
MOD は受信する RTTY 方式を選び、速度(baud)、2つのトーン間隔(shift、Hz)、開始トーン位置を設定します。6種類あります。
- DWD 50/450 — 50 baud、shift 450 Hz、Mark 1500 Hz。
- DWD 50/85 — 50 baud、shift 85 Hz、Mark 1500 Hz。
- HAM 45/170 — 45.45 baud、shift 170 Hz、Mark 2125 Hz。
- HAM LO/170 — 45.45 baud、shift 170 Hz、Mark 1275 Hz。
- NAV 50/425 — 50 baud、shift 425 Hz、Mark 2000 Hz。
- MIL 75/850 — 75 baud、shift 850 Hz、Mark 1500 Hz。
M(Mark 周波数)
M は Mark トーン周波数(Hz)です。Space は選択した方式の shift 分だけ上にあります。例では Mark は782 Hzです。
Squelch (SQU)
SQU は0~100の受信しきい値で、数値の下にバーが表示されます。値が高いほど強い信号だけをデコードし、低いほど感度が上がりますがノイズにも反応しやすくなります。
REV
REV は2つのトーンを入れ替えるスイッチです。トーンが反転した信号を受信した場合に使います。文字が意味不明なら REV を切り替えてみてください。
音量
REV の右側に Vol と書かれた音量コントロールがあります。
X ボタン
赤い X はデコーダーを閉じ、Digital Modes メニューに戻ります。
スペクトラムとウォーターフォール
右側に受信音声スペクトラムと、その下に時間が下へ流れるウォーターフォールがあります。スペクトラム上部の M/S と2本の縦線は Mark/Space の検索位置です。RTTY 信号の2つのピークを両方の線に合わせます。
デコードされたテキスト
下部には6行のテキストが表示されます。完了した行は青、受信中の行は黄色です。行が埋まるか改行を受け取ると上へスクロールします。ページを開いた後、または MOD/REV 変更後の最初の文字で、バンド、周波数、通信方式、REV 状態を示す区切りヘッダーが表示されます。
トーンの調整
デコードするには M/S ラインを信号の2つのピークに合わせます。スペクトラムをタップすると枠と M 表示が黄色になり、ノブで5 Hz刻みに調整するか、低いピーク(Mark)をタップします。Space は shift を維持して一緒に移動します。スペクトラム外をタップすると選択解除されます。
通信方式(MOD)の変更
MOD をタップして黄色にし、ノブで6種類を順番に切り替えます。最後の次は最初に戻ります。MOD 外をタップして確定します。設定は保存されます。
スケルチの調整
SQU をタップして黄色にし、ノブで0~100に調整します。SQU 外をタップして確定します。選択値は保存されます。
トーン反転(REV)
REV スイッチをタップしてオン/オフします。設定は現在の通信方式ごとに保存されます。
周波数の変更
ノブを回すと VFO では ST ステップで周波数が変わり、MEM では局が切り替わります。周波数数字をタップすると VFO では テンキー、MEM ではメモリー一覧が開きます。
テキストのスクロール
テキスト欄をタップするとタイトルが黄色の SCROLL になります。ノブで保存済みテキストを閲覧します。受信中の最新行へ戻るにはテキスト欄外をタップします。
音量の調整
音量コントロールをタップして黄色にし、ノブで音量を調整します。