FTx Locator 地図
Locator 地図は FT8、FT4、FT2 でデコードした局をリアルタイム表示します。Maidenhead Locator を含むメッセージは地図上に点で表示され、自局 QTH からの距離と方位を計算します。OPEN MAP から開き、表示中もデコードは継続します。

局を選択した LOG 表示
地図
左側の大きな領域は衛星地図で、その上に破線の Maidenhead Locator グリッドがあります。上部の黄色い文字と右側の水色の文字はグリッドの大区画(A~R)を示し、地点の Locator を読み取る目安になります。
地図では夜側を暗くして昼夜の境界、アマチュア無線で grey line と呼ばれる帯を表示できます。この付近では長距離交信が開けやすいことがあります。左下のアイコンをタップして切り替えます。太陽は暗転オフ、月はオンです。

夏至の地図例
自局 QTH のマーカー
白い縁取りの赤い点は QTH Locator で設定した Locator から計算した自局位置です。Locator を設定するまでは、自局も各局も地図に表示できません。
各局のマーカー
デコードされた局は Locator の区画中央に表示されます。色は最後のメッセージにより、シアンが CQ、黄色が進行中の QSO、緑が73(交信終了)です。自局から各局へ同じ色の線が引かれます。地図に表示されるのは一覧に残っているメッセージのみです(FT8/FT4/FT2 共通で260件を保持)。
X ボタン
右上の赤い X を押すと地図を閉じ、開いた元の FT8、FT4、FT2 デコーダーへ戻ります。
凡例
X の下に4色の点があり、赤は自局 Locator(未設定時は Me)、シアンは CQ、黄色は QSO、緑は73を示します。凡例をタップすると地図が自局 QTH を中心にし、必要なら拡大します。
マーカーと線のボタン
凡例の下の青いボタンは2つあります。1つ目は局マーカーを白縁の大きな円と小さな四角の間で切り替えます。局数が多いときは小さい表示が便利です。2つ目は自局 QTH から出る線の表示/非表示を切り替えます。アイコンはタップ後の状態を示します。設定は保存されます。
時計
2つのボタンの下に UTC または LOC 表示の時計があります。タップすると UTC と現地時刻を切り替えます。
地図のズーム
緑の −/+ ボタンは1段ずつ縮小・拡大します。ズームレベルは0(全地図)から9までで、現在の値は下部の青い帯(例:「Zoom: 3」)に表示されます。地図をタップすると1段拡大し、その地点を中心にします。拡大率を変えずに表示位置だけ動かすには、もう一度地図をタップします。レベル変更には −/+ を使います。ノブを押すと1段縮小し、レベル0では LIVE/LOG を切り替えます。自局中心に戻すには凡例をタップします。LOG で局の点をタップするとその局が選択され、地図が局を中心にします。レベル0ならレベル1へ拡大し、すでに拡大中なら倍率を保って中心だけを移動します。
LIVE パネル/局データ
+/− ボタンの下のパネルはモードにより変わります。LIVE では LIVE と FT8/FT4/FT2 のデコーダー名、小さな受信音声スペクトラムが表示されます。同期前は「Attesa sync」と表示されます。LOG では選択局のコールサイン、国、Locator(地図に表示中なら青い点)、距離(km)と方位(度)を示すコンパスが表示されます。中央の赤い点は自局、青は局、N は北です。
ALARM と RESET
右下に赤いボタンが2つあります。ALARM は灰色で現在機能しません。RESET は全メッセージを消して地図をリセットします。メッセージがないと灰色、ある場合は「すべてのメッセージを消去しますか?」と SI/NO で確認します。消したメッセージはデコーダー一覧からも消えます。
カウンターバー
地図下部の青い帯には最初のメッセージ受信後に数値が表示されます。左の緑色「+N」(または黄色「0」)は直近周期でデコードした件数、隣は起動または RESET 後の総受信数です。灰色の点の後は現在の表示範囲内の局数/全局数(例:26/26)、右端はズームレベルです。
grey line アイコン
地図左下の月は夜側の暗転が有効、太陽は無効を示します。タップして切り替えます。選択は保存されます。暗転中は夕暮れの移動を追うため、地図が5分ごとに更新されます。
メッセージ一覧
地図の下には最近のデコードメッセージがデコーダーと同じ色で並びます。各行にモード(FT8/FT4/FT2)、メッセージ本文、右側に国・距離・方位が表示されます。長い局名は自動スクロールします。モードが変わると「=== FT8 ===」などの区切り行が入り、最初のメッセージ前は待機中と表示されます。
LIVE と LOG の表示
LIVE では地図と一覧が新しいメッセージに追従します。一覧をタップすると LOG に切り替わり、一覧が停止して最新メッセージが選択されます。選択行はハイライトされ、局は地図上で青い点、自局からの線は太い赤線になり、パネルに局データが表示されます。
LOG ではノブで過去のメッセージを順に選択します。区切り行は飛ばされ、地図とデータパネルも選択に追従します。地図上の点を直接タップしても選択できます。データパネルをタップすると地図が局を中心にします。Locator のないメッセージ(例:73)には点がなく、Locator と距離は「---」です。
一覧をもう一度タップすると LIVE に戻ります。LOG 中に新着メッセージが多数(約240件)届くと、無線機は自動的に LIVE に戻ります。